日本語の性別を分ける大きな仕切り的側面
こんにちはゆーじです。
皆さんは日本語という言語に対して何かしらの思考を巡らしたことがあるでしょうか?
漢字と読めないし、書けないし!
敬語とか使えない!
早いの言葉使ってる俺ってカッコよくね?
まあそんなところでしょうか?
僕がつい数年前まで日本語について最も感じていたこと、悩んでいたこと。
それは「日本語には性別を分ける大きな仕切り的側面がある」ということです。
英語で「私」と表現する時、あなたは何という単語使いますか?
「 I 」ですね。
I like an apple.
I go to the gym.
I play the piano.
男性の方が言っても、女性の方が言っても、「 I 」が基本的には一人称になります。(古い英語とかだとまあ他の言い方もあると思いますが。)
でも日本語で一人称を言うは様々な言い方があります。
・わたし
・僕
・俺
・わたくし
・あたし
・自分の名前
・自分(自分は〜したい など)
現代使われるスタンダードなものはこんなところでしょうか。
ビジネスにおいては一律して「わたくし」という場合が多いようですが、普段の会話の中ではその他の一人称を皆さん使いますよね。
僕はつい3、4年前まではどの一人称を使えばいいのかずーっと悩み続けていました。
その原因としてはやはり自分が一体どのセクシャリティーに属しているのかわからなかったためです。また自分のことを名前で呼ぶのは幼く聞こえたり、自分って呼ぶのはなんかすごく体育会系な感じがして使えませんでした。
そのためなかなか自分についての話を切り出すすべがあまりなく、受身の会話を多くしていたと思います。
どういうことかというと、多くの場合、話を始める時、「わたし、今日〜したんだよね」とか「俺今日こういうことあったんだ」というような感じですると思います。
でも僕の場合、「わたし」や「俺」のような自分を指す言葉を使えなかったため、「今日〜したんだよね」という部分から文を始めなくてはいけません。
この場合、「誰が?」って聞き手側はなりますよ?
でも、その時点でもやはり「俺が」とかっていうのに抵抗があったんです。
そのためその質問が来るのが怖く、いつも自分から話を始めないようにしていたのを覚えています。
自分のことを話すのはいつも会話の中で、「じゃあゆーじはどうなの?」って聞かれるのをよく待っていましたね。
今は自分がゲイであるって認められたことで一人称を使うことに抵抗が全くなくなりました。それをきっかけに友達作りとか、知らない人と話す力もすごく上がりました。
今のは一人称の例でしたけど、あとは語尾。例えば、
・〜だぜ
・〜だわ
・〜だよね
とか色々ありますよね。敬語だと男女関係なく決まってると思いますが、日常的に使う日本語には、この言葉は男、この言葉は女っていうのがあると思います。
なので日本語って文章の構成とか、声のトーンの他に、どんな単語を使うかによってすごくその人のパーソナリティーが出るんですね。もちろん他の言語でもそうだと思いますが日本が特に。不思議ですね。
ここまで書いておいて特に言いたいこととかはないんですが、英語聞いててなんとなく気づいたことをちょっと書いてみました。笑
まあなんかこれ読んでみなさんに何かしらのアイデアが浮かぶと幸いですね。
では良い1日を!